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日本人の体系に影響の強い、肥満遺伝子3タイプ

最近、遺伝子研究が進んでいますね。
見た目や性格、病気のなりやすさなど、
家系で同じような傾向がある場合、遺伝が関係しています。

そしてその中には、肥満遺伝子というのも存在するんですね!

遺伝子の状態によって、脂肪を燃焼しやすい体質になったり、燃焼しにくかったり、
筋肉がつきやすかったり、付きにくかったり、太りやすかったり、太りにくかったりといった傾向がわかります。
(あくまで”傾向”であって、必ず太るわけではありません)

しかもその検査は非常に簡単で、わざわざ病院にいかなくても、
自宅でできる遺伝子検査キットという形で提供されています。
2~3万円ほどで行えますよ^^

肥満遺伝子の数は現在100種類以上あることがわかっているのですが、
日本人が主に影響を受けているのはその中の3つの遺伝子なんです。
この遺伝子の変異によって、肥満になりやすくなってしまうんですね。

3月9日放送の「ほんまでっかTV」で3種類の遺伝子が紹介されていましたが、
その内容を更に詳しく紹介します。

内臓脂肪が溜りやすい β3AR遺伝子の異常

リンゴ型

β3アドレナリン受容体(β3AR)という遺伝子で、
日本人の3人に1人がこの遺伝子タイプを持っています。
お腹が太っている“リンゴ型肥満”になりやすいタイプです。

β3ARは本来、アドレナリンの分泌を受けて、
貯蔵されている中性脂肪を分解する役割を担っているのですが、
この遺伝子になんらかの異常があると脂肪が分解されにくくなり、
内臓脂肪がたまりやすくなってしまいます。

1日の基礎代謝が平均200kcal低下するんですね。

このタイプの遺伝子を持っている方は、
糖分を控えると良いと言われています。

脂肪細胞を燃焼させにくい UCP1遺伝子の異常

洋ナシ型

脱共役たんぱく質1(UCP1)という遺伝子で、
日本人の4人に1人がこの遺伝子タイプを持っています。
下半身が太っている、“洋ナシ型肥満”になりやすいタイプです。

UCP1は、褐色脂肪組織という、首から背中にかけてある脂肪組織の中のミトコンドリアに存在するたんぱく質です。
このUCP1が正常に機能している場合は、脂肪細胞内の脂肪を分解し、体脂肪を減らしていきます。

しかしここに異常があると、1日の基礎代謝が平均100kcal低下します。

そのため、脂肪細胞を燃焼させにくくなってしまうんですね。
特に、内臓脂肪よりも皮下に脂肪がつきやすくなるようです。

このタイプの遺伝子を持っている方は、
脂肪分を控えると良いと言われています。

太りにくく筋肉が付きにくい β2AR遺伝子の異常

β2アドレナリン受容体(β2AR)という遺伝子で、
日本人の6人に1人がこの遺伝子タイプを持っています。
リンゴ型、洋ナシ型に対して、“バナナ型”と言われています。

この遺伝子の異常は、上の二つの遺伝子とは逆に、基礎代謝量をあげてしまいます。
なので、”太りにくい体質”になります。

痩せるために頑張っている方からみると、一見非常に羨ましいような感じがしますが、
たんぱく質の吸収力が弱く、筋肉がつきにくいので、一度太ると痩せにくいという体質なのです。
太り方としては、下半身を中心に太り始めます。
実は、体重が100kg以上の方に多いんですね!

心臓病、うつ病、低血圧、などの危険性もあるので、気をつけなければなりません。

このタイプの遺伝子を持っている方は、高タンパク質の物を摂ると良いでしょう。
そして、ウエイトトレーニングを行い、筋肉量を増やすことが大切です。


以上の3タイプに分かれましたが、必ずどれか一つに属するわけではありません。
リンゴ型と洋なし型を両方持っていたり、リンゴ型とバナナ型を両方持っている場合もあります。

なので、自分がどのタイプの遺伝子を持っているのか調べるなら、
遺伝子検査キット遺伝子キッドで調べてみるとよいですね。

調べ方も簡単で、手の爪を切って送るだけです。
遺伝子を調べるだけでなく、どのようなダイエット方法が向いているのか、アドバイスを貰えます。

遺伝子は増えたり減ったりするものではありませんから、
一度調べておくと一生ものとして使えますので、調べられるのなら調べておいて損はないですね^^



肥満遺伝子検査

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