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女性やお年寄りでも簡単!筋力アップできるスロートレーニング

激しい運動をすると、疲れるし、筋肉がモリモリになってしまうので嫌がる女性は多いですよね^^;

しかし、ある程度の筋肉をつけて維持することは、若々しさを保つ上でとても大切です。
脂肪分を代謝してくれるのも筋肉ですしね^^

今回は、2011年6月20日放送のWBS(ワールドビジネスサテライト)で紹介されていた
スロートレーニングという新しい筋トレを紹介します。

スロートレーニングは、ゆっくりな動きで力を入れている状態を維持するという運動です。
これが適度な運動になるので、お年寄りでも出来ますし、最低限の筋力の維持に最適なんですね^^

開発者は、東大教授の石井直方先生。
こんなDVD付きのレッスン本も出していらっしゃいます。

スロートレーニングエクササイズ

スロートレーニングの一部を紹介します。

太ももの前側の筋肉を鍛える運動

膝障害の予防やリハビリにも効果のある運動です。

  1. 深めにイスに座り、足を揃えます。
  2. 上体をまっすぐにして、手はイスの両サイドをつかみます。
  3. つま先をたてたまま、膝から先の部分をゆっくり伸ばしていきます。
  4. 足を伸ばしたら5秒間停止します。
  5. ゆっくりとおろします。

目安を20回として繰り返します。

スクワット運動

太ももの筋肉を中心に、足腰の強化、背筋などを鍛えられる運動です。

  1. 足は肩幅くらいに開き、つま先は平行にして背筋を伸ばします。
  2. 腰を引きながらイスに座るようなイメージで、太ももが床と平行になるまで5秒くらいかけてゆっくりしゃがみ、5秒くらいかけてゆっくり立ち上がります。

回数の目安は15~20回。
膝を伸ばしきらずに力を入れている状態を維持します。
膝がつま先より前に出ないようにしましょう。

(画像:シルバー元気塾より)

スロートレーニングの効果

埼玉県三郷市が行っているシルバー元気塾では、
60代を対象とした筋トレ教室をやっていて、そこでスロートレーニングを行っています。

1回2時間、週に2回を8週間続けた参加者の太ももの前側の筋力の変化を調べた結果と
通常の早さで同じ時間だけやった場合の変化を比べてみると、このような結果になったそうです!

スロートレーニングの方が効率よく増加しているのは明らかですね^^

なぜこのような結果になったのかというと、それはスロートレーニング時の
力の入れ方が関係しています。

下の図は、筋肉の活動状態と酸素濃度を測ったグラフです。

筋肉の活動状態は、通常の運動の場合は力の抜けるポイントが出てきますが、
スロートレーニングの場合は、力が入り続けていることがわかります。

筋肉内の酸素濃度を見てみると、通常運動の場合は、安静時の80%程度、
スロートレーニングの場合は30%の低酸素状態になっています。

それは、筋肉に力を入れ続けることで筋肉が酸素を運ぶ血管を圧迫し、血流を制限するからです。
左が通常状態、右が力を入れた状態です。

それによって、乳酸など無酸素性の代謝物が発生します。
これが刺激になって、脳から成長ホルモンが分泌され、筋肉が成長するわけです。

「成長する」と言っても筋肉がモリモリになるわけではなく、
放っておいたら退化するので、それを阻止していつまでも若々しくいようということですね^^

お年寄りだけでなく、若い方にも効果的です。


このようにスロートレーニングは、誰でも始めやすいトレーニング方法ですが、
スロトレの考案者の石井先生によると、もう1つメリットがあるそうです。

それは、運動不足で弱っている時に、重いものでトレーニングをすると怪我の原因になるが、
スロトレならそれは心配ない
ということ。

アンチエイジング向けのDVDも出ているので、参考にしてみてはいかがでしょうか?^^

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