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猫背が太る原因になっている2つの理由
日本人って、猫背が多いですよね。
農耕民族で、腰を曲げる傾向がDNAに刻まれているからだとか、
出しゃばらずに謙遜して生きて行くのが美徳の文化だからだとか、
いろいろ言われていますが、猫背は姿勢が悪いものに違いはありません。
単に見た目の問題だけでなく、健康面にも問題があるんです。
そして、太る原因にもなっているんですよ!
なぜ猫背になると不健康だったり、太る原因になったりするのか?というと、
首周りや脇の下のリンパの流れを滞らせてしまうからです。
リンパの流れが悪くなると老廃物が体の外に出て行きにくくなり、
代謝が悪くなってきますよね?
特に脇の下にはリンパ節が密集していますので、そこが滞ることで
全身のリンパが滞り、むくみや冷えの原因にもなります。
冬場はむくみやすくなりますが、特にむくみを気にしている方は、
猫背になっていないかどうか、気を配った方が良いですね。
そしてもう1つ。
首と肩甲骨付近には、“褐色脂肪細胞”という、
エネルギーを燃やす細胞が密集しています。
エネルギーが余った時や体が寒さを感じる時に、
脂肪を燃やして熱を出し、全身に温めた血液を送り出すのですが、
猫背になると褐色脂肪細胞の働きが悪くなるのです。
褐色脂肪細胞は、猫背を矯正して正しい姿勢を保ち、肩甲骨をストレッチさせれば
再活性化されますので、こちらもぜひ意識して行うとよいでしょう。
寒い時期は体を縮めることが多くなるため、猫背のクセがつきやすくなる季節でもあります。
猫背になると褐色脂肪細胞が熱を作らなくなるため、余計寒さを感じます。
そしてさらに体を縮め、悪循環に陥りますので、猫背には気をつけましょう。
長時間パソコン作業をしている方も気を付けて下さいね^^