発芽玄米の炊き方・作り方
発芽玄米って、市販でも売られているのですが、高いですよね^^;
なぜそんなに高いのか?というと、発芽させることの難しさ状態の維持があるからでしょう。
発芽玄米って、ほんの少し(1mm程度)発芽した状態が一番良いんです。
でも、いったん発芽すると、植物なので芽がさらに伸びてしまいます。米が生きているんですね^^
それ以上芽が伸びると栄養が落ちますし、味も落ちてとても美味しく食べられません><
米の生きた状態を維持するために、工場で色々管理しているんだったらその分高くつきますよね^^;
そしてその生産管理の中に、米が腐ったりカビが生えたりしないように、塩水につけている場合もあります。
そういう製法をとっている発芽玄米を食べると、塩分も摂ってしまいますね><
なので発芽玄米を食べるなら、面倒だけど
自分で玄米から発芽させて、新鮮なうちに食べるのがベストだと思います。
それに、市販の発芽玄米だとそんな美味しくないですしね^^;
というわけで、発芽玄米の作り方・炊き方を紹介します。
発芽玄米の作り方
では最初に、玄米から発芽させる方法です。
まず最初に、発芽玄米になる時は、玄米の時に比べて水分を含みますので重量が1.3倍になります。
なので、用意した玄米の1.3倍増えると思ってよいでしょう。
それを踏まえて、発芽したら使う分を計算して、玄米を用意して下さい。
【作り方】
- 夕食後に、玄米をザルに入れ、ボールを受けて、蛇口から水をザッと一杯に。
- 指先で玄米を軽く洗い、2度ほど水を換え洗米。
- 玄米が充分浸かるように、ザルを受けたボールに水を張る。
(そのまま流し台に放置。) - 翌朝、玄米を軽く洗い、水を交換する。 (面倒なら省略も可。)
- 夕食後、玄米を軽く洗い、今度は、ボールには水を入れない。
そして、玄米の上に、水に浸したフキンを掛けて放置。
(玄米の表面が乾かないようにして放置) - 1昼夜ほど放置すれば、玄米の胚芽部分が膨れてくる。それで出来上がり。
(気温によって異なる。室温が低く芽の出方が少ないときはさらに1昼夜ほど待つ。)
作り方の流れは、こちらを参考にさせていただきました。
補足として、水の温度は30℃くらいに保つようにすると比較的早く発芽します。35℃を超えるとダメです。
布巾をかけた後は、布巾が乾かないように水を打つようにした方がよいでしょう。
作って余った分は、タッパーに入れて冷蔵庫の野菜室で保存。
使う時は水で解凍します。
1週間ほどで使い切った方が良いと思いますが、なるべく早い方がよいですね^^
発芽玄米の炊き方
発芽玄米は、玄米の時と比べて水分を含んで柔らかくなっていますので、水は白米と同じ量で計ればOKです。
洗う時は、軽くすすぐだけで大丈夫です。
あとはお好みで、白米と混ぜてもよいでしょう^^
ただし、市販の発芽玄米は製法によって水分量が違うこともありますので、パッケージの説明通りにした方が良いと思います。
玄米を選ぶ時の注意点
玄米は無農薬のものを使うことをお勧めします。
農薬を使って育てたお米の場合、精米するなら外側が剥かれるので良いのですが、
玄米や発芽玄米を食べる場合は、農薬が直接かかったところを食べることになりますからね><
水で洗ってもきちんと落ちているとは限りませんし、
玄米を買う時は無農薬かどうかはチェックしといた方が良いと思います。
以上が発芽玄米の炊き方と作り方です。
1日かかるので手間ですが、時間をかけるだけの栄養価はあります♪
ただし、それがめんどくさいという方には、実はこんな炊飯器もあります。
この炊飯器の凄いところは、圧力をかけて4~6時間で発芽させる発芽機能付きだというところ。
発芽させてそのまま炊くことが出来ちゃうんです。
しかも、4万3千円というお手頃な値段。
発酵発芽玄米の炊き方マニュアルもついてきます。
上の苦労は何だったんでしょう?(≧▽≦)
買える方はこれを買った方がムダがないし、良いですね^^
実際、発芽玄米ファンの間で今売れているみたいです。